シフト希望の締切を伝えているのに、毎月同じスタッフへ「まだ出していないよ」と催促していませんか。飲食店や小売店では、学生の授業予定、家庭の都合、掛け持ち先のシフトなどがあり、スタッフ側もすぐに予定を決められないことがあります。一方、店長は希望がそろわないと必要人数を確認できず、シフト公開も遅れます。この記事では、未提出が起きる原因を責めるのではなく、提出しやすく、店長も追いかけやすい流れへ変える方法を、日程例・案内文・確認表とともに紹介します。
さらに、提出済みと未提出を一覧で分け、期限前は全体へ一度、期限後は未提出者だけへ連絡します。全員への催促を何度も送らないことも大切です。
シフト希望の締切を守ってもらえない7つの原因
未提出の理由は「スタッフの意識が低い」だけではありません。提出の案内や仕組みが分かりにくいと、きちんとしたスタッフでも後回しになりやすくなります。
「来月分」だけでは、月の前半・後半や締め日が異なる店舗で勘違いが起きます。
「10日まで」では、10日の営業前か閉店後かが人によって変わります。
個人LINE、グループLINE、紙、口頭など複数の提出先があると、提出したつもりが起きます。
確定か休みしか選べないと、学校や家庭の予定待ちの人が回答そのものを止めます。
締切前後の変更手順が不明で、最初の提出を慎重に考えすぎて遅れることがあります。
送信後の表示や控えがないと、「入力したと思う」という曖昧な状態が残ります。
提出済みの人にも毎回同じ通知が届くと、催促が自分向けか判断しにくくなります。
誰が未提出か一覧で分からなければ、確認が遅れ、締切後の連絡もばらつきます。

催促を減らす日程の決め方
例として、9月15日から21日までの週間シフトを作る場合を考えます。店長が調整する時間も必要なので、勤務開始の直前を締切にしないことがポイントです。
| 決めること | 曖昧な例 | 伝わりやすい例 |
|---|---|---|
| 対象期間 | 来週分 | 9月15日(月)〜21日(日) |
| 締切 | 10日まで | 9月10日(水)18:00まで |
| 入力内容 | 入れる日を送って | 各日の開始時間・終了時間・休み・未定を入力 |
| 未定の扱い | 決まってから連絡 | 未定を選び、確定予定日を入力 |
| 変更方法 | 何かあれば連絡 | 締切前は再入力、締切後は店長へ直接連絡 |
「未定」を用意すると、無回答を減らせます
予定が確定していない人へ無理に出勤可否を選ばせると、回答を後回しにしやすくなります。「未定」と「確定予定日」を用意すれば、店長は無回答と予定待ちを分けられます。未定が多い場合は、いつまで最終回答が必要かも決めます。
そのまま使える案内文・催促文
提出を始めるとき
締切前日に全員へ送るとき
締切後、未提出者だけへ送るとき
未提出を全員の前で指摘すると、スタッフが萎縮したり、個別事情が伝わったりする可能性があります。期限前は全体へ一度、期限後は対象者だけへ個別に連絡します。
提出済み・未提出・変更をどう分ける?
店長が毎回トーク履歴を開かなくて済むように、最低でも次の状態を一覧で確認できるようにします。
| 状態 | 意味 | 店長の対応 |
|---|---|---|
| 提出済み | 必要な日付と時間がそろっている | 原則として催促しない |
| 未提出 | 回答が一度もない | 締切後に対象者だけへ連絡 |
| 未定あり | 一部の日が予定待ち | 確定予定日に最終回答を確認 |
| 再提出 | 締切前に内容を変更した | 最終更新の内容を採用 |
| 締切後変更 | シフト調整中・公開後の変更 | 店長が承認し、確定版への反映を確認 |
- 提出場所を一つにする
LINEは案内に使い、希望時間は同じ入力ページへ集めます。詳しくはシフト希望をLINEで集めると大変な理由をご覧ください。 - 送信後に完了を表示する
「提出を受け付けました」と対象期間を表示し、本人が提出済みと分かるようにします。 - 未提出者だけを見つける
スタッフ名簿と回答を照合し、提出した人を一人ずつ探す作業をなくします。 - 変更は最新情報が分かる形にする
変更日時を残し、古い希望を誤って使わないようにします。 - 締切後の扱いをそろえる
口頭、個人LINE、グループLINEへ分散させず、店舗で決めた連絡先へまとめます。
まず無料の入力フォームで整えたい場合は、Googleフォームでシフト希望を集める方法も参考になります。
希望を集めた後は、必要人数と並べて確認する
シフト希望がそろっても、店長には忙しい時間の必要人数、担当できる仕事、休憩、連勤などの確認が残ります。時間シフトでは、スタッフの勤務可能時間と時間帯ごとの必要人数を登録し、一週間のシフト案を作れます。

よくある質問
締切を過ぎた希望は受け付けないほうがよいですか?
一律に断るより、店舗の運営に合わせたルールを決めます。病気や学校行事など避けにくい事情と、通常の出し忘れを同じ扱いにせず、誰が最終判断するかを明確にします。
何日前を締切にすればよいですか?
スタッフ数や調整量によって異なります。希望を集めた後に、人数不足の確認、本人への相談、店長の最終確認ができる日数を逆算してください。最初は公開予定日の3〜5日前に締め、足りなければ前倒しします。
提出済みの人にも締切前の連絡を送ってよいですか?
一度の全体案内であれば問題ありませんが、「提出済みで変更がない人は対応不要」と書きます。締切後は未提出者だけへ個別に送ると、余計な通知を減らせます。
締切後に急な欠員が出たらどうしますか?
通常の希望回収とは別の緊急手順にします。対象日時、必要な仕事、回答期限、連絡先をまとめた募集文を使います。詳しくは急な欠員が出たときの対応方法をご覧ください。
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